だいぶ前になりますが、新しい部屋に引っ越しました。
広くはないけど、新築の賃貸で部屋がキレイなので気に入っています。
いやちょっとしたゴミとかなら定期的に掃除すれば問題はないんだけど、一番の問題は髪の毛。
最近ね・・・個人的に抜け毛が気になって、床に落ちている髪の毛を見ると、将来がとても不安になるのです。
僕が前に住んでた部屋も、明るい色のフローリングでした。
しかし掃除しても掃除しても、翌日には必ず落ちてるソイツには本当に恐怖を感じました。
つまり髪の毛が目立つ「白い床」というのは、僕にとって精神衛生上よくないモノ・・・ということ。
最悪なものなのです。
だからフローリングの色を変えなきゃいけないんです。
ともあれ、そんなこんなで部屋のフローリングを変えられる何かを探しました。
ただ、問題なのが部屋が賃貸であるってことです。
釘とかはもちろんだけど、接着剤だって使うわけにはいかない。インクなんてもってのほか。
そして色々みてみたところ、なかなか良さそうなものがありました。
はめ込み式フローリング、その名も「ジーロックフローリング」。
正式には「G-LOC FLOORING PLUS」
今回、僕は壁紙屋本舗さんで購入したのですが、サイトには7つのオススメポイントが紹介されてました。
おすすめポイント
- 接着剤いらず!はめ込みだけの簡単施工
- 接着剤がいらないから、安く施工できる!
- 木地に段差がないからお掃除らくらく
- 外すだけでキレイに元通り
- リアルなテクスチャー
- 土足もOK!
- カッターで簡単にカット
商品説明を見る限り、凄くメリットの多いフローリングシートという感じです。
そして凄いのが評価。
5点満点中、4.29点という高い評価。
そして評価数が700以上ある。
というかフローリングシートに、こんなたくさん評価する人がいるのにビックリ。
とりあえず、少なくとも買って後悔はしなさそうだったので購入しました。
Contents
いざDIY!
ジーロックフローリング来ました!
実際実物見て思ったのが、想像以上にしっかりしてる!
つーか超重てぇ!
さあ、施工の時間だ!
やり方は壁紙屋本舗さんのホームページにも紹介されてますが、とても簡単。
部屋の隅から、カットしてはめ込み、カットしてはめ込みの繰り返しです。
写真で説明すると、やり方はこんな感じ。
fa-arrow-circle-right長さを図って線を引く。
fa-arrow-circle-right線をカッターで切れ込みを入れる。(ここでは全部は切れない)
fa-arrow-circle-rightパキッと折る。
fa-arrow-circle-right折ったところをカッターで切り裂く。
fa-arrow-circle-rightこれでカットは完成。
fa-arrow-circle-rightはめ込む。
以下同じ手順の繰り返し。
どう簡単でしょ?
ちなみにジーロックフローリングをはめ込んだ時の拡大画像がこれ。
シートとシートの境目が全く分からない・・・!
そうそう。
うちの部屋って色々カクカクしてるところもあって、そこも綺麗にできるか心配になったんだけど、大丈夫でした。
このように寸法を測って切れ込みを入れれば、きちんとその通りの形になります。
fa-arrow-down
ただ、時間は結構かかるので割と面倒。
壁際のデコボコが多い部屋は少し大変かも。
しかし面倒なところはそれくらいです。
施工してみて、DIY初心者にとって難しい過程は一切ありませんでした。
力も必要ないので、女性や子供でも問題なく出来ます。
ワンルームの部屋でしたが、かかった作業時間は3時間ほどでした。
ちなみに、ジーロックフローリングの商品紹介ページにも施工方法が紹介されてます。
僕はノリと勘に頼って施工したのですが、こちらのページに「ちゃんとした施工方法」が載っています。
実際にDIYするときはあらかじめ見ておいた方が良いでしょう。
ビフォー&アフター
掃除しても掃除しても、すぐに汚れが目立ってしまう白のフローリング・・・。
それは居住者である管理人の心を常に苦しめていました・・・。
しかし、何ということでしょう。
あの真っ白なフローリングは、ダークブラウンのスタイリッシュなフローリングに、新しく生まれ変わりました!
これでもう床のゴミに苦しむ事はありません。
新しいフローリングは、板と板の間の溝も無くし、一体感のある高級な床へと進化しています。
床の溝がなくなったことで、掃除も楽になりました。
人を呼んだら、そのキレイな床に驚かれることでしょう。
これからは、より快適な一人暮らしが待ってるに違いありません。
ここが難点かな。ジーロックフローリング。
どんなに良い商品であってもデメリットはあります。
というわけで僕が実際感じた、「ジーロックフローリング」の3つの欠点について説明します。
- 値段が高い。
- 家具が置いてあると、その分手間がかかる。
- 次の引っ越し先に持ち越すのは難しい。
こんな感じですかね。
詳細は以下参照で。
値段が高い
お金的な意味で高いです。
ジーロックフローリングは壁紙屋本舗で一箱で7,246円(税込)します。(2017年10月現在)
箱には8枚のフローリングシートが入っているのですが、大きさ的には約1.86㎡程しかありません。
例えば6畳の部屋なら、最低でも6箱は必要ということです。
また、カクカクした間取りの部屋なら、その形状にカットしなければいけないので、より無駄に捨ててしまう部分も出てきます。
そう考えると余裕をもって、もう一箱は欲しいところ。
ジーロックフローリングの品質は最高だと断言することは出来ますが、やはり値段が一番のネックです。
接着剤不要だから、その分安くなるとは何だったのか。
家具が置いてあると手間がかかる
家具や床に置いてるものがあると、シートを張るために、物をどかさなくてはいけません。
僕は引っ越したばかりで、ものが少ない状態で施工したので楽でしたが・・・。
そうじゃない人だって多いハズ。
常に部屋が散らかっているような感じなら、施工するより片付けの方が時間をとられると思います。
次の引っ越し先に持ち越すのは難しい
箱の中の説明書には、堂々と「次の引っ越し先でも使える」と書いてあります。
けど普通に無理。作業してて思った。
なぜかって言うと、一度でもカットしてしまうと、別の場所で使うのは構造上かなり厳しくなるからです。
カットしてない部分は確かに持ち越せますが、僕の場合はかなり少なくなりました。
なので、使える部分は持ち越して、残りは買い足し!ってのが一番現実的。
ジーロックフローリングは決して安い買い物ではありません。
そのため、引っ越しする可能性のある人にはオススメ出来ません。
引っ越しする可能性のある人には、オススメできない。
散々絶賛したけど、改めて良い点まとめ。
難点についてまとめましたが、それ以上に素晴らしい点を持つのがジーロックフローリング。
これまで説明したのも踏まえて、改めて説明します。
- 施工が簡単。
- 特別な道具はいらない。
- 下手なフローリングよりも綺麗。
- 数種類の色から選べる。
- 賃貸でもOK。
- もともとの床の傷、汚れを防ぐ。
施工が簡単
誰でも簡単に出来るのは、やはり素晴らしいです。
唯一面倒だと感じたのは、シートをカットするときに、寸法を測る必要があるくらいですかね。
ただ、割とズボラな感じでやっても何とかなったので、難しくい考える必要はありませんでした。
また、フローリングシートの予備があれば、カットしなおしも可能です。
これが一枚でできたフローリングシートなら、こうはいきません。
失敗のリスクが少ないのも、大きなメリットです。
特別な道具はいらない
大きめのカッターと長めの定規、油性ペンがあればOK。
全部100均で揃います。
というか100均に行かなくても、ほとんどの家にはあるような道具ばかりです。
説明書だとシートを押し込むのにローラーを使うと書いてありますが、別のものでも代用できます。
下手なフローリングよりも綺麗
これは実際施工して一番驚いた部分でした。
シートの木目は、本物の木のフローリングと比べても、見ただけでは違いは分かりません。
手で触ってやっと樹脂製であると理解できるくらい。
樹脂製といっても、しっかりとしたタイプなので、安っぽさは全くありません。
何よりシートとシートのつなぎ目に溝がなく、かなり綺麗に見えます!
溝に汚れが溜まることもないので、綺麗な状態を保つことが簡単なのも良い点です。
見かけによらず、そんなんに憧れてたんか、お前・・・!?
数種類の色から選べる
僕は真っ先にダークブラウンを選んでしまったので、最初に説明しなかったのですが・・・
ジーロックフローリングは色が6種類用意されています!
色を選べるので、僕とは逆に「暗い色の床など許せん!明るくしてやる!」って人ももちろん大丈夫。
部屋に合った、自分好みの色を選びましょう!
賃貸でもOK!
DIYは賃貸には無理な話というイメージがありますが、ジーロックフローリングは大丈夫!
接着剤を使わず、住居も傷つけないので、賃貸のDIYに最適です!
ジーロックフローリングさまさまです。
もともとの床の傷、汚れを防ぐ
フローリングシートは床カバー的な機能も持ち合わせてます。
特にジーロックは厚さが4mmあり、かなりしっかりした構造。
包丁を突き立てたくらいじゃ床に傷はつきません。
それこそ斧でガンガンやったりしない限りは、シートを通り越して床に傷はつかないんじゃないかな。
検証は絶対にしたくないが。
コップすごい勢いで割れたのに。
終わりに
・・・書いてて、これだけ沢山のメリットがあるなんてすげぇなと思いました。
そりゃ、ユーザー評価も高くなるわけだ・・・。
ぶっちゃけ値段は高いですが、実物を見て施工すると、相応以上の価値があると分かります。
なので少しでも今の床に不満がある人は、買って損はしないはず。
それは爆笑wwwwww
おまけ:他にもいろいろ、はめ込み式フローリング
今になって改めて壁紙屋本舗さんのサイトみたら、なんか似たようなが増えてた。
記事はすでに出来上がってたわけだし。
ウルティモフローリング・ウッド
接合が簡単だったり、温度変化に強いとか・・・。
ジーロックの方は6種類だったのに・・・。
その分、1箱の施工できる面積は1.76㎡と狭くなってるけど。
ウルティモフローリング・ストーン
素材は塩ビ樹脂なんだから、本物の石みたいな質感はないんじゃないか?さすがに。
でも壁紙屋本舗では、1枚39円でサンプルの小さいフローリングシートを送ってくれるみたい。
一回それを確認してから、購入を考えてもいいんじゃないか?
ジークリップ・フローリング
「はめ込み式のフローリングシート」という意味ではジーロックと同じだけど、ひとつ大きな違いが・・・
1箱で15,789円もする。面積も1.89㎡とジーロックと大して変わらない。
そうなると時間もかかるし、結構大変だと思う。
重さも1箱で20㎏もあるらしいし・・・。
やっと俺の筋肉を役立てる機会が訪れたか!
派手さはないが、堅実でかつ洒脱なデザインが素晴らしい!
なんて心惹かれる・・・いや、筋肉惹かれる商品なんだろう!
というか「筋肉惹かれる」って何!?