カンガルー、エミュー、ワニ・・・。3つの変わり種ジャーキーを食す。
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さて、以前オーストラリアのメルボルンに旅行したわけですが、そこで自分用にお土産を買いました。

 

じゃん!

カンガルー、エミュー、クロコダイルのジャーキーです!

 

こんな動物までジャーキーにするとはオージー恐るべし。

っていうかオーストラリアって反捕鯨国なイメージがあるけど、こういうのは全然大丈夫なのだろうか。

ちょっとこういうのは良く分からんので、詳しい人いたら教えて。

 

 

カンガルージャーキーを食す

カンガルーのステーキはメルボルンで食べたが、今回改めてジャーキーとして加工されたものを食べます。

これは「MARIANI」というジャーキーのブランドで、ビーフならば日本でも販売されているみたい。

で、今回はそのカンガルー版。

 

見た目はこんな感じ。

ジャックリンクスのビーフジャーキーと似ていて厚みがあるタイプ。

 

さあ、いざ実食!

 

 

 

 

・・・うん。

 

不味くはない。だけどそんなに美味くもない!

 

なんていうかステーキを食べたときに感じた獣臭さはないんだけど、なんかちょっとだけ人工物の味がする。

あとやたら弾力がある。ゴムみたい。

 

最初は結構な違和感を感じるが、食べてると途中で慣れてきた・・・気がする。

とりあえず、ちゃんと完食できる程には美味しかったです。

 

 

 エミュージャーキーを食す

さっきのカンガルーと同じ「MARIANI」のエミュー版。

 

見た目はカンガルージャーキーとほぼ同じ。

そういやエミューって鳥類なのに肉は赤いんだったか。

 

というわけで実食。

 

 

 

・・・・・・うん。なるほど。

 

不味いぞこれは!すげー不味い!

 

いやあくまで個人的にだけど、ちょっと無理。

なんていうか肉の臭みと薬の味の不協和音が、ずっと口の中に残り続けてる感じ。

最初の一口は「あれ、イケる?」なんて思ったけど、すぐに不快な味が口全体に広がった。

 

食感は柔らかくてソフトジャーキーって感じなんだけど、味がもう駄目。

どうしてこうなった。

 

完食は諦めた。

 

 

 クロコダイルジャーキーを食す

先程の「MARIANI」シリーズのワニ肉版はなかったので別のタイプです。

 

「MARIANI」とは形状も違い、割いた肉をそのままジャーキーにしたような感じです

スパイシー味のためトウガラシも入ってます。

 

そういや昔、テレビでワニ肉食べてたリポーターが「鶏のササミみたいな味」といっていたが本当だろうか。

百聞は一食にしかず・・・という事でいざ実食。

 

 

 

・・・・・・。

 

味があんまりしない・・・!

 

というかすげえ淡泊な味。確かにササミをそのままジャーキーにしたらこんな味になるかも。

味付けも控えめなので、良く言えばワニ本来の味が楽しめる。

 

なのでそういう意味では旅行者の「ワニってどんな味がするんだろう」という興味に応えられる商品だとは思います。

しかしジャーキーとして見たら、いささか味が薄すぎる。

ジャーキーって普通は色々スパイスとか調味料とか使って、味濃くするもんじゃないの?

 

ちょっとあまりにも淡泊すぎるので、軽く炙ってマヨネーズつけて食べたら凄く美味しくなりました。

完全にエイヒレやスルメの食べ方だけど、日本人的にはこっちの方が正解なのかもしれない。

 

 

総括:既存のビーフジャーキーは偉大だった

 

残念ながらすごく美味しいと思えるジャーキーはありませんでした。

 

ただ「カンガルーやエミューの肉が良い肉ではない」っていうのとは違う気がする。

 

メルボルンでカンガルーのステーキを食べた身としては、「もっと美味く商品にすることもできたんじゃないか」というのが感想です。

 

やっぱりこういう商品は観光客向けだからなのか、そんなに味付けに力を入れていないのかな。

売ってるのも土産屋ばかりで、普通のスーパーとかだと、なかなか見かけなかったですし・・・。

 

結局のところ「テング」とか「ジャック・リンクス」といった有名なビーフジャーキーが凄すぎたというのもあるかもしれません。

今回のジャーキーを買うときも、これらのビーフジャーキーの病み付きになる美味しさを期待してたところがあったので、ある意味この結果は当然のことだったのかも。

 

ですが、こういうビーフでないジャーキーは「日本では滅多に食べられない」という意味ではお土産として優れているのは確かです。

 

「ジンギスカンキャラメル」なんて不味くても有名なお土産もあるくらいですから、実は味なんてそんなに重要視しなくてもいい場合もあります。

むしろこういった変わり種ジャーキーは、話題性としてならオーストラリア土産の中ではダントツなのは間違いありません。

 

職場や学校に持っていけば、ちょっとした話題になりますし、上手くいけば美味しくないこともプラスになるかもだし。

 

 

まあ僕は自分用に買ったので、残念な気持ちは否めませんがね!(ブログのネタには出来た)

 

とりあえず、カンガルー、エミュー、クロコダイルの肉はまだまだこんなもんじゃないと僕は思ってます。特にエミューは。

幸いにもこれらの肉は日本でもネットで手に入れることができるらしいので、いつか時間があるときには調理してみたいなーと考えてます。

 

おしまい。

 

 

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