年に10日しか見れない炎の畑。ひたち海浜公園の深紅のコキア。
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先日、茨城県にある「国営ひたち海浜公園」に行ってきました。

何しに行ったのかというと、真っ赤に紅葉した「コキア」を見るためです。

 

で、そこで撮ってきた写真です。ドン!

無茶苦茶キレイでしょ!?

ということで、この記事では国営ひたち海浜公園のコキアについて、行ってきた感想を存分に語りたいと思います。

Let'go !

 

そもそもコキアとは何ぞ?

 

コキアとは、アカザ科の一年草。耐乾性と耐塩性に優れたスゴい植物です。

和名だとホウキギ、学名はBassia scoparia。別名「ホウキグサ」。

主に観賞用のものに対して「コキア」とよばれます。

 

まるで盆栽のように綺麗で丸い形をしていますが、手入れせずにほっといても、ああいう形になります。

名前の通り、昔は乾燥させて箒にしていたそうです。

 

紅葉前は、上の写真のように鮮やかな緑色をしています。

これはこれで綺麗です。まるでモリゾーとキッコロみたいですね。

 

それが秋になると真っ赤に紅葉します。

葉っぱだけでなく茎も紅葉するので、本当の炎みたいに煌びやかな印象があります。

モリゾーとキッコロがムックに変貌する瞬間ですな。

 

ちなみに、実は食用になります。

「とんぶり」というものをご存じでしょうか?あれがそうです。

畑のキャビアとも呼ばれ、プチプチとした触感が楽しい食べ物です。

 

残念ながら国営ひたち海浜公園のは観賞用なので、とんぶりの収穫は行われないようです。

 

ギャラリー的な何か

さて、せっかくなので撮ってきた写真をここで開放します。

コキア以外にも、コスモスやソバの花畑も楽しめます。ソバ、コスモス、コキアの3層の花畑が一枚の写真に納まると、なんか凄く綺麗になります!(語彙力)

 

 

 

コキアの見ごろはいつ?

 

コキアが紅葉するのは10月になってからだと言われています。

年によって多少は前後しますが、毎年だいたい10月。

この記事を投稿したのは11月で、次の紅葉はまだまだ先になってしまうのはユルシテクダサイ・・・

 

紅葉の期間は1か月ほどです。

ですが、本当の意味で真っ赤なコキアを見たいのなら、10月の中旬の10日間ほどしかありません。

 

ちょっと早いと緑色が混じったコキアになりますし、遅いと茶色が混じったコキアになります。

グラデーションが混じって、それはそれで魅力はあると思いますが、見るならやっぱり完全な赤のコキアがいいですよね。

 

国営ひたち海浜公園の公式サイトでは、時期が近づくと紅葉の予想スケジュールが発表されます。

その年によって見ごろの時期は変わってくるので、ぜひチェックして下さい。

 

国営ひたち海浜公園について

 

茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」は、開園面積が約200ヘクタールある超デカい公園です。

なんと東京ドーム41個分の広さとのこと。東京ドーム行ったことないから、いまいちピンと来ないけどな!

 

その一角にある「みはらしの丘」エリアに、コキア畑が広がってます。

エリアの一部とはいえ、それでも十分すぎるほど広いです。

3万2千本ものコキアが植えられているそうで、その見ごたえは抜群です。

 

余談ですが、ゴールデンウィークの時期になると、この場所は一面のネモフィラ畑に変わります。

一般的にはコキアよりもこっちの方が有名かもしれませんね。

 

【国営ひたち海浜公園公式サイト】

 

いつ頃行くのが良い?

 

ひたち海浜公園、都内からそれなりに離れているのにもかかわらず、紅葉の時期はむっちゃ混みます。

なので、早朝の開園直後に行くのが良いでしょう。

 

ただ、僕は始発に乗って開園したばかりの時間についたのですが、それでも人はかなり多かったです。

前日の土曜日が雨だったから混んでいたのもあるかもしれないですが・・・。

 

というか、紅葉の時期が10日間だけだと、休みの日の数が限られるから混むのは当たり前なんですけどね(;´Д`)

可能なら平日に休みを取って行きたかった・・・。

ひとひとひと・・・
↑ひとひとひと・・・

あと僕は直接見たわけではないので何とも言えませんが、夕焼けの時間帯のコキアはさらに赤く照らされるので、それはもう綺麗らしいです。

時間帯的にすごーく混むとは思いますが、一見の価値はあるかもです。

 

他にも見どころは?

 

ひたち海浜公園というと、どうしてもコキアやネモフィラばかり話題になりますが、他の花も綺麗で見ごたえがあります。

記事の最初の方にも写真を載せてありますが、コキアの紅葉の時期だと近くにコスモスとソバが植えられ、一面に広がっています。

特にコスモスは「みはらしの丘」の麓あたりに植えられているので、コキアと一緒に撮ると、なかなか映える写真になります。

 

他にも公園内は、レジャー施設やBBQ、サイクリングやハイキングといったアクティビティも楽しめます。

時間が許せば、一日中遊ぶことも出来るでしょう。

 

僕はコキア見ただけで満足したので、そのあとは電車に乗ってすぐの「那珂湊おさかな市場」という魚市場に行きました。

生牡蠣おいしかったです。魚介も新鮮で安い。

 

都内からのアクセス

 

日帰りで行けるとはいえ、都心からはちょっと遠い「ひたち海浜公園」。

行き方について説明します。

 

自動車

北関東自動車道から常陸那珂有料道路を通って、ひたち海浜公園ICを降りてすぐです。

駐車場が南駐車場、西駐車場、海浜口駐車場の3つあり、収容台数はそれぞれ2000台、2000台、350台とかなり多いです。

それでもコキアの紅葉の時期はそれでも混みあうので、早めに来た方が確実に駐車できます。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

 

電車・バス

一番楽なのは、ひたち海浜公園に停まる高速バスに乗ることだと思います。東京駅から出て2時間ほどで着きます。

ただ、早い時間帯は高速バスがないかもなので、その場合は途中の勝田駅まで電車で行くのが良いかと思います。

 

この場合、東京駅からなら、特急常磐線で80分くらい、普通電車で2時間ほどで着きます。

勝田駅からは路線バスで、ひたち海浜公園まで行けばOKです。

 

もし時間に余裕があれば、勝田駅からひたちなか海浜鉄道を利用するルートも面白いです。

僕もこのルートで行ったのですが、ローカル線に乗るワクワクさと、車窓からの景色はなかなかに良いです。

終点の阿字ヶ浦駅から、またバスに乗るのが若干面倒ですが、それも旅の醍醐味でしょう。

コキアの時期は阿字ヶ浦駅から無料のシャトルバスも出ているので、興味があればぜひぜひ。

阿字ヶ浦駅の廃電車

 

車窓からの眺め

 

最後に・・・

 

というわけで、ひたち海浜公園のコキアについてでした。

広大な敷地に広がるコキアの紅葉は、年に10日くらいしか見れない貴重なものです。

都心に住んでる人にとっては少し遠いかもしれませんが、ぜひ一度足を延ばしてはいかがでしょうか。

 

僕はネモフィラの時期になったら、もう一度行きます。

 

自動車自動車Bassia scoparia

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