
三日目!最終日!まだ帰りたくない!
正確には最終日じゃないんだけど、飛行機が明日の朝8時とかに出発するから実質今日が最後。
市街地の中でも、見てないところはたくさんあるので、今日は観光に徹する・・・つもりです。
[bc url="https://dull-dull.com/travel/melbourne_hitoritabi_1"]
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[bc url="https://dull-dull.com/travel/melbourne_hitoritabi_2"]
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とりあえず今日の朝食の画像でも貼っておこう。
ホットドッグ!ソーセージはビーフ!
・・・1人分にしちゃ、なんか多すぎない?
いや食材は昨日スーパーで買ったんだけどね。
ホットドッグ作ろうと思ってたらソーセージは一番小さいパックでもこんなに量が入ってたのよ。
このソーセージ生だし肉類だし日本に持ち込むことが出来ないから、全部調理しなきゃいけなかったわけですよ。
それでこのざま。超腹いっぱい。 でも全部食べた俺えらい。
今思えば別にホットドッグにこだわる必要はなかった気もするが、まあいいか。
そういうわけで市内観光へGO!
Contents
セント・パトリック大聖堂
市街中心部の東にあるカトリックの大聖堂。
[bc url="http://www.cam.org.au/cathedral"]
その大きさに圧倒されます。
ウィキペディアによると計画から完成まで、90年以上かけてつくられたそう。
中も入れるんだけど撮影禁止って書かれてたので写真は撮ってません。
・・・そう思ってたんだけど、他のブログとかみると普通に写真撮ってるとことか結構あるんだよなあ。
もしかしてフラッシュ撮影禁止と間違えたんかな。
大聖堂の中は広く、とても静寂な空間で落ち着きました。
荘厳な装飾が美しいゴシック建築であり、大きなステンドグラスやパイプオルガンなど見ごたえを感じます。
天井まではかなり高く、室内でありながら解放感がすごい。
そして窓ガラスから漏れる光がとても優しく・・・なんていうんだろう。
座って休んでいると、気持ちまで安らぐ感じがしました。
ネットで検索すれば聖堂内の写真はすぐ出てくるので、聖堂の中が気になる人がいればどうぞ。
そして聖堂を出てリラックスした気分で外を出ると・・・
・・・・・・へぁっ?火事!?
おいおいマジかよ。
オーストラリアで消防車呼ぶ方法なんて知らんぞ・・・!?
どうする?誰かに知らせる?
というか英語で火事ってなんていうの?
「FIRE!」って叫べばいいのか!?
いや駄目だそれ絶対銃撃とかに勘違いされるヤツだ!
そんな感じで大混乱してたが、よくよく見ると煙が出てる左側に「DANGER STEAM OUTLET」の文字が。
紛らわしいことしやがって・・・!
ゆるせん、俺の心配返せ!!
結局、何をしていてあんなに窓から煙が出てたのかは謎のまま。
誰か知ってる人がいたら教えて。
メルボルン博物館
ここの博物館は自然科学やアボリジニ、メルボルンの歴史など、様々なテーマで展示を行ってる美術館です。
[bc url="https://museumsvictoria.com.au/melbournemuseum"]
博物館内は様々な展示物があるのですが・・・あろうことが写真を撮るのを忘れてしまった!
・・・すまぬ、許せよ。
ここの博物館、展示物が多くて多くて撮るの忘れてたのだよ。
どれくらい多いかって?
多分ひとつひとつ説明してたら、記事全体が10000文字を超えてしまうんじゃないかな。わりとマジで。
そこまでなると別の記事でまとめた方いいので(やらないが)、手抜きして展示物のワードだけを思いつく限り並べてみます。
恐竜の化石。生命の歴史。地球の誕生。鉱石。白い空間に無数の剥製。3D映像。ダイオウイカのホルマリン漬け。大量のゴキ。アリの巣に囲まれる。ビクトリア州の森の再現。森や川の生態系。森に生息する鳥(剥製じゃなくて本物)。オーストラリアの固有種。そしてその剥製。タランチュラ。クジラの骨。アボリジニの歴史。アボリジニの文化。アボリジニの道具。現在のアボリジニ。ブーメラン。木彫りのカヤック。トリックアート的な部屋。ビクトリア州の歴史。開拓時代の暮らしの再現。イギリス文化の流入。巨大馬。リラックス。人間の感情。恐怖。etc・・・
ワードを書いただけなのに、なんかすげぇ疲れた・・・。
まあそれだけ色んなものがあったってことです。
・・・とりあえず行ってみて退屈することは絶対ないんじゃないかな?
しかし、こんなに節操なく多様なジャンルに手を出してる博物館もそうそうないと思う。
さすがは南半球最大の博物館。
ちなみにここの博物館の隣にある王立展示館は世界文化遺産に選ばれてたりする。
僕は今回行ってないけれど、時間があれば博物館と合わせて見に行くのもいいかもしれない。
旧メルボルン監獄
輝かしいメルボルン発展の闇。それがここ旧メルボルン監獄で垣間見れました。
[bc url="http://www.oldmelbournegaol.com.au/"]
ここはかつての監獄の様子を展示した場所で、昔のメルボルンでの犯罪事件や囚人の生活などについて展示があり、他の観光施設と比べてダークな印象のある場所です。
監獄の中は昼間でも薄暗く、不気味な雰囲気があります。
なんかバイオハザードとかでありそう。
独房の中。
パンフレットによると、囚人たちは一日の23時間をここで過ごしていたそうだ。
コミュニケーションも禁止され、唯一ここから出られる1時間も「サイレントマスク」というものを着けられたらしい。
週に1度だけ着替えて入浴することが出来るが、その異常にまで縛られた生活はかなりしんどそうだ。
・・・23時間も独房にいて、トイレはいったいどうしてたんだろう。
絞首台。
ロープがぶらぶらしてるのが色々と生々しい。
ここで135人もの罪人が処刑されたのだ。
絞首台の床を見ると、底が外れる仕組みになってる。
デスマスクもある。
監獄自体は展示されていた場所以外にもかつてはあったが、今はRMIT大学の施設の一部になっている区画がかなり多かったりする。
監獄だったところを大学にするとかすげえな。
ここ旧メルボルン監獄には、他の観光地では味わえない体験があって、とても面白かったです。
見る場所自体は少ないものの展示内容は濃いので、こういうダークなものが好きな方には満足できる場所なはず。
道中
夕方頃になると観光施設のほとんどが閉まってしまうので、ここから空港に行くまでの時間は市街地でぶらぶら街歩きなどしていました。
お土産屋でブーメランを購入。
アボリジニの伝統的な武器としても有名ですが、僕はこういうのにロマンを感じちゃう男の子なので衝動買いしてしまった。
外国人向けのお土産屋ではほぼ100%売っており、大小さまざまな模様のブーメランがあります。
帰国してからブーメランを投げて遊ぶのか、インテリアにするのか、押し入れの中に封印されるのか。それはその人次第だ。
EB gamesというゲームショップでリンク発見。目が怖い。
こういうの見ると、ゼルダってやっぱ海外人気すごいんだなと改めて実感。
どうでもいいけどEB gamesさん、マリオ30周年はおととしで終わってますよ!
メルボルンって現代建築な建物が多い。
近未来都市っぽい。
巨大チェス盤。
実際にゲームプレイもできる。
ずっとここでチェスしてたら、チェスの実力だけでなく腕力もついて一石二鳥だな。
「Degraves Street」の風景。
ここは通称「カフェ通り」とも呼ばれ、おしゃれなカフェやレストランが所狭しと並んでいる。
道は広くなく、裏通りのような場所にあるので趣を感じられる。
写真をセピアにしたら、タイムスリップしたかのような気分になったりな。
3日目の食事
今日も食べたものをまとめて紹介します。
朝食(2回目)
グラノーラとフラットホワイトというカフェ定番の朝食メニュー。
これは「オールプレス エスプレッソ」というロースタリーカフェでいただきました。
オールプレスはニュージーランド発祥のコーヒーロースターです。
日本の清澄白河に焙煎所があります。
日本のよりもイートインできるスペースが広く、食事メニューも充実してた印象。
わりと中央市街地から離れている場所だったのにも関わらず、店内は客が多く賑わってました。
バリスタ育成にも力を入れていて、コーヒーの味は折り紙つきです。
時間がある方はぜひ。
昼食
ランチは「8bit.」というちょっと変わったハンバーガー屋へ。
名前の通り8bitゲーム(ファミコンゲームみたいの)をモチーフにしており、店内もドット風の装飾がされてます。
ゲーム好きとしてはワクワクするお店!
メニューも御覧の通り往年の名作ゲームをモチーフとした・・・というより、わりとまんまな感じですね。
日本だと馴染みのないタイトルのメニューもありますが、「1UP MUSHROOM BURGER」とかは日本人でも「おお!」となるはず。
僕はゼルダの伝説大好き人間なので、迷うことなく「ZELDA」を注文。
待つこと数分。キター!
どこらへんにゼルダ要素があるのか全く分からないけど、テンション上がる!
中の具材は
ひよこ豆とコーンとキヌアのパティ
アメリカンチーズ
ビーツレリッシュ
グリルしたハルミチーズ
アボガド
レタス
8bitソース
と豪華な感じ。なんかすごく意識高そう。
肉類をまったく使ってないので、乳製品がオーケーなベジタリアンでも食べられます。
(原作のリンクは、肉どころか虫の幼虫を食べたり、料理すれば魔物素材や無機物まで食べてしまうワイルドなキャラだけどな。)
8bitというテーマに意識が向きがちだけど、ハンバーガーショップとしても美味しいお店です。
市街地の中央あたりにあり、場所的にもかなり行きやすいのもいい!
夕食
ディナーはちょっとおしゃれな場所で。
行ったのは「Vons Restaurant & Bar」というとこ。
本当は「Gril Steak Seafood」という店に行くつもりだったのだが、間違えて隣の店に入ってしまった。
なんで同じ建物の同じ階でレストランが2つもあんねん・・・。
とりあえず注文したのはこれ。
ステーキ!
だけどな、これはただのステーキじゃあないんだ。
こいつのステーキなのさあ!
オーストアリアではカンガルーの肉は珍しくない。
お土産屋にはカンガルージャーキーとかも売っていたりもする。
脂肪分が極端に少ないので、女性に人気があるとかないとか。
メジャーな肉ではないものの、ジビエとしてある程度の地位は確立されているようだった。
ちょっと固めで多少臭みはあるものの、味は美味しかったです。
まあぶっちゃけ「それ牛肉でいいんじゃね?」って思わなくもないが・・・(汗)
とりあえずカンガルー肉を食べたぜ!という経験が出来たので、良しとします。
ちなみにスーパーでも普通にカンガルー肉売ってた。
もう何泊かしてれば料理してみたかったな。
帰国
そろそろ空港に行かなきゃいけない時間。
出発は明日の朝なので空港で一晩過ごすことになります。
ホテルにもう一泊すればよかった気もするけど、朝起きられるか心配なのでそのまま決行します。
空港のロビーで朝まで待機。
待機中に何かやってたわけではなく、朝まで携帯いじったりゲームしたりしただけでした。お店も開いてないしね。
客観的にどうかとも思いましたが、同じような人も少なからず周りにいたので、謎の安心感みたいのはありました。
・・・いや、そこ安心してどうすんよ。
「外国の空港で寝てしまって、起きたら荷物がなくなってた!」みたいな展開を期待してた人はごめん。
俺、サンフランシスコの空港でスマホなくした経験があるから、そういうのにはすげー気を付けてるんだ。
空港で1泊というのは人生初めての経験だったわけだけど、普通に何とかなるものだなーという感じでした。
・・・特に楽しいわけではないので、オススメはしないが。
とりあえずこれで、3日間のメルボルンの滞在が終わったわけだけど、やっぱ来てよかったなーと思います。
そりゃ短い期間ではあるし、行きたいところすべてに行けたわけではない。
しかし来たことに対する後悔は全くないです。
楽しかったからというのもあるんだけど、たぶんそれだけが理由ではない気がする。
今回に限らず、旅って楽しいと言えば楽しいけど、旅費代にかかる費用ほど楽しいかと言われればちょっと微妙だし、場合によってはつらい事も結構あります。
でも今までのことを振り返ると、人生の中で「旅の出来事」が一番深く心に刻まれてる気がするんですよねー。なんでかな?
正直、はっきりとした理由は分かりません。
でも旅をしていくことで、自身の人生がより豊かで深みのあるものになっていくという確信は何故かあります。
・・・つまりな。何が言いたいかっていうと
「メルボルン最高!旅最高!」ってことだよ!!!
おわり